フロムカナダのブログ

日本のポップス/ロックバンド、 フロムカナダのブログ。

2018年11月


ぼくは”ごくふつう”のサラリーマンなので、ふつうの日は朝起きて職場へ出掛けていく。
ほんとに朝は苦手だ。朝起きたらまず体のストレッチは必須。時間のない出勤前に最優先すべきは寝ている間に固まった体をほぐすこと。もともとすごく体が固くて、それをしないと一日をスタートさせられない。たとえそれに時間をとられて朝食をとりそびれたとしてもその方がまだまし。今朝もストレッチをしようと、起きてすぐ布団を畳んでいたらふと思った。20代の頃と比べたら一日を大切にするようになったなあと。特段に「かけがえのない一日を丁寧に生きよう!」なんて心がけているわけでもなく、気がつけば自然とそうなっていた。歳を取ることのひとつの効用でしょうか。その日の気分に無理に逆らわないようなった。意思の力で本当はやりたくもないことを無理矢理やっても、いろんなところが強ばってしまうのがはっきりわかるから、あんまりそういうことをするのはやめました。
20代の頃はひとりで暮らしている家の壁にずらっと過去から未来までの10年分のカレンダーをテープで貼って、一日が終わる毎にペンで消していっていた。それが常に目に入って、どれだけの年月を無為に過ごして来たかを戒めとして自分自身に思い知らせるためです。「今はぱっとしない自分だけど頑張って、いつか華やかな生活を手に入れたい」と無理してガリガリやっていた。「自分が思い描く理想の未来を掴むんだ」なんてぐあいに。息の詰まる生活だったなあ。いつも体の芯が冷えているみたいでした。20代の頃って昔のことのように言ってるけど、ほんの一年前はそんな生活をしていました。そうして自分の意志の力だけをたよりに、自分を変えよう、生活を変えようとしている時、かえって現状に凝り固まってしまうという皮肉に気がついた。生活を成り立たせている物事が硬直して何も起こらない。何も起こらないのか、ほんとは起こっているはずの変化に気づけなくなっているのか、とにかく流れが止まってしまうようです。自分の意志で変化を起こそうとすることの限界に突きあたって、流れに身を任せる必要性に気がつくと、他の人の思いや、なんの関わりも無さそうな出来事が、どういうわけか自分の生活と交叉したり、あるいは何らかの反応をしているように思えてきます。そんな無数のことが絡み合い、影響しあって、一見同じような毎日に動きを与えているのでしょう。たとえば、ほんの三ヶ月前まではこうして毎週ブログを書くようになるなんて考えもしなかったけれど、今ではすっかり日常に入り込んでいる。実はこんなふうに生活は動いていっているんですね。

 lockie(フロムカナダ/bass)

ふつうか。


起きる

朝ごはん食べる
洗濯する
仕事に行く
昼ごはん食べる
仕事する
帰宅する
晩ごはん食べる
子どもとたわむれる
風呂に入る
妻としゃべる
音楽と接する
寝る


日々はだいたいこんな感じ。ふつう。


土日祝、バンド練習、同級生と酒を飲む日は
家族やメンバーとスペシャルな時間を過ごしてます。


おー なんと幸せな!



20代の頃は やたらと

『ふつうってなんやねん!』

などと、どこに向けているのかよくわからない不毛な怒りを振りかざすことがよくあったけど
あれはたぶん、繰り返すことの「ふつう」に対して構えをとって、ぶっ壊したら面白いことがあると思い込んでたんですよ。

歳ですかね、あらゆることに構えなくなったら、繰り返しいく「ふつう」を難なく受け入れることができてるんですね。


構えない=普通=気が楽

なんだと 
最近おもっています。






monpe(フロムカナダ/Dr.)


ぼくは今、那智勝浦町で素泊まりの宿の管理者を
させていただいてます。
有意義なお仕事です。
ぼくのふつうの一日はだいたいこんなかんじです


6:40-起床。宿の電気を点ける

~11:00-チェックアウトの対応、掃除など

12:00-うちに帰って奥さんと朝昼兼用のごはん。雑務をこなす

13:30-休憩。ごろごろする

15:30-宿のオープン準備、営業スタート

~23:00-営業終了。ギターとか弾く

1:00-就寝


たまに昼間サーフィンしたり、
水曜にフロムカナダの練習があったり。
近所の山道や浜辺をジョギングする、温泉に入りに行くなんてのも
ありますね。おいおい田舎っていいなあ、おい。
宿には定休日がないので、自分の時間は自分で作る
主体性のあるスケジュール管理が健康に過ごす秘訣のようです。

まあ、これがぼく的いわゆる「ふつうの一日」なんですが
「ふつうじゃない一日」ってどんなんだろう。
ヘリコプターをもらったとか、テイラースウィフトに求婚されたとか、
そんなんでしょうか。でもそんなことあるだろうか?
ぼくのふつうじゃない一日は、精々が旅行に行ったり
女の子に告白したりするぐらいが関の山。
ちなみにぼくは必ず自分から告白する(した)
それほどモテないという自覚があるからかもしれない。
告白された人の話を聞くとすげーなぁ、、と思う。

しかし、ふつうじゃない一日かぁ

芸術とかの表現はどこかぶっ飛んでたほうがいいけど、
(何かを突き詰めると、規範ラインを踏み越えることもある よね?)
日々というのはやっぱりふつうが一番です。
起きて、働いて、食べて、遊んで、寝る
それがふつう、という状態がかけがえのない事ですから
感謝を忘れないようにしたい。難しいけどね。
明日もどうかふつうの一日でありますよーに。

atamakaiji



まだ家にあると思って探してみたけど見つけられなかった。はじめて買ったCDの曲名は「男だろっ」でした。この曲をご存知でしょうか。これはキャプテン翼のアニメで使われていた曲らしい。キャプテン翼が好きで買ったというわけではないから(キャプテン翼をまったく観たことがない)、小学二、三年生の頃にどうしてこのCDを買ったのか不思議だ。どこかでたまたま耳にしたこの曲がヘンな気を起こさせたのだろう。インターネットで調べたりできない当時のこと、どこかで偶然耳にした曲のCDが欲しいと思って、実際に買ったのがその曲で合っていたのかも今考えてみたら怪しい。ともあれその時の、ある曲を好きになった”ヘンな気持ち”を思い出そうとがんばってみた。そしたら、めざめ的なニュアンスがあって、なんだかいかがわしい感じがしますね。もっと微笑ましい話になると思っていたのになあ。はじめて「CDが欲しい」という気持ちが心に芽生えたとき、気恥ずかしくて、どこか後ろめたい気がしたのを幽かに憶えている。

それとはまた別の話だけれど、子供の頃からたびたび起こる感情があった。たとえば遠足の前、全校児童で校庭に整列しておじさん(先生)の話を聞いている時、何故だかその”おじさん”のことがすごく可哀想に思えて、いたたまれなくなった。そのことにどんな意味があるのかは知らないけど、今でもよく憶えている。多くの人には子供のころから理由もなく繰り返し心に湧き起こる「ある感情」があるんじゃないだろうか。そういう「よく出てくる感情」がその後の人生を大まかに方向づけるように思う。特にそのことにあまりに無自覚のままだと、そいつに追い立てられるようにして、何度も何度も同じ結果(失敗?それとも成功?)をみることになるかもしれない。まるで人間に追い立てられて網にかかる魚みたいだ。

CDに話を戻しましょう。幼い頃に好んで聴く音楽というのは、脳にかなりの快感を与えるんじゃないだろうか。人間ってもうすでにこんな頃から相当に強めの刺激を受けて気持ちよくなっているんですね。歳を取ってなにかの依存症になるのも無理からぬこと。快楽が好きな生き物なのです。今YouTubeでこの「男だろっ」を聴いてみたら、とてもフラッシュバックとまでは言えないけれど、小学二、三年の時に感じたそんな気持ちをカケラほど思い出す助けになった。その後の人生で好きになった曲のことをざっと考えてみると意外や意外、「男だろっ」が根っこのところにあったのかもしれない。それを原体験と呼ぶのだろうか。原体験の焼き直しを無意識のうちにずっとやっているのだという気もする。もしかして、僕の人生は「男だろっ」のうえで踊っているのか?なんてちょっと意味をもたせすぎですね。


 lockie(フロムカナダ/bass)

全然覚えてへん!



困った困った。




不確かですけど、おそらく
『FLYING IN THE SKY/鵜島仁文』
自分のお小遣いで買ったという記憶はあるので、買ってもらったものを除くとたぶんこれが初めてかと。


知ってます?
Gガンダムのテーマソング
シャイニングフィンガー



小学高学年ですから当時でいうと
電子媒体がカセットテープテープからCDに移り変わっている流れの後半くらいですかね。
千円で8インチシングルが主流の時代。
コブラトップが家にあってカセットテープに落としてウォークマンで繰り返し聴いて、友だちの前で『おれ、2番まで歌えるぜ』ってな優越感で胸を張っていましたね。


おっと、うちの小5の長女と同じことやってるじゃないか!
ジャケ、歌詞カードを眺めながら聴いてる姿みてると、ダウンロードも便利で良いけど、アナログの魅力もまだまだ生きてますな。


CDがアナログってか。
そのうち直接頭の中に音も歌詞もジャケもダウンロードする時代がやってくるんやろか。


それはそうと
メンバーでいうと
atamakaijiは5つ年上
lockieは3つ年下
ちょっと時代が変わるとちょっと違うと思うから初めて買ったCD気になるなぁ。
早く金曜日にならへんかな。





おおきに!

また来週ー!




monpe(フロムカナダ/dr.)


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