フロムカナダのブログ

日本のポップス/ロックバンド、 フロムカナダのブログ。

今までしっかり守ってきた水曜更新をすっ飛ばしてしまい木曜更新になってしまうという、さいごの最後にやらかしました、どーもmonpeです!笑




いやー、完全に気が抜けていましたね。。。ご許容願いますぅ。笑






最後のお題「これからのフロムカナダについて。



まずは、われわれフロムカナダ、音源お披露目への道、直近の進捗状況としましては


・TONGAで一発録り楽器隊収録
・atamakaiji自宅にてメインボーカル収録
・田辺市にあるスタジオCAVERN(キャバーン)にてコーラス収録←NEW!

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といったところでございます。

サイドギター収録、ミックスダウン、MV&トレーラー制作等々、
お披露目までにはまだまだ作業が山積みではありますが、
ひとつひとつ入念に取り組んでいますので
是非とも期待を大にして待っていただければ嬉しく思います!




少し振り返ってみますと
昨年atamakaijiにバンドのお誘いを受け、悩む必要もなく快諾。
なぜならぼくは、フロムカナダを始めるずっと前からatamakaijiの音楽のいちファンでしたから。
コードワーク、メロディラインがどれをとってもトリハダもの。
言葉のチョイスが独特すぎて歌詞がスッと入ってこない時もあるけど、そこがまた好きで、聴くたびに曲とのバランスが抜群にマッチしているように感じてくる。
そんな彼の音楽の一部になっていくのかと思うと、怖くもあり嬉しくもあり、不思議な感覚になる時が今でも時折あります。
こんな怖い部分を払拭してくれるのがlockieの存在。きちんと音楽に根を張っている働きをするので、とってもとっても安心感があります。







バンドを人間に例えると

・ギターやボーカルが、趣味や楽しみ、おもむきを感じさせる働き
・ベースは、その名の通り人間の生きる基礎、心臓などの内臓系の働き
・ドラムは、走ったり歩いたり、あちこち動き回れる機能

といった役割を持っているように思います。

これが我々の場合、適材適所に配置されていて、入り混じると「フロムカナダ」というなんとも面白い音楽人間が生まれました。
しかし、フロムカナダという人間はまだまだ赤子。
これから世に出て社会に揉まれていくので、育ててやってください!






数ヶ月間に渡って、たくさんのお題を辿ってきた「100記事トライアスロン」
しっかりトライアスロンしましたね。大変だったなぁ。最後の最後で更新をすっ飛ばす失態も愛嬌ということでお許しを!笑

読んでくださったみなさま、さいごまでご愛好ありがとうございました。

今後も不定期にブログは続けていくので、これからもよろしくお願いします!







monpe(フロムカナダ/Dr.)






 

この記事を書く日がとうとうやってきました。
予想はついてましたけど、やっぱり寂しい気持ちです。
「ひとり33記事余りかあ、やったろうじゃんか」と息巻いて始めたこの企画
ときにスケジュールを圧迫しつつも、ぼくは結構楽しく書いていました。
ほんとにこれで終わっちゃうんだと思うと、ねえ。やっぱねえ。さみしいよねえ。

これからのフロムカナダですか。
紀南で人知れず生まれたポップススリーピースバンドは、これからどうなるのか。
それを考えるにはまず、ぼく自身のことをよく考える必要があります。

再三ブログで触れてきた通りぼくは
音楽活動に生きがいを見出しているヘンクツタイプです。
勿論「ほかのことはどーでもいーぜ」というほど
無責任な立場にはありませんし、無責任でいたくもありませんけどね。
大体の人がそうであるよーに。
でも、感覚にかぶった薄皮のようなものがあるとして
それがツルっとむけたビンビンの状態になるのは音楽活動中だけであり、
その時ぼくは「生きている」と思えるし、
その純度を高めていくことをやっぱり強く望んでいます。
この人生でぼくがやりたいことは音楽活動です(ゆるして できれば愛して)。

ぼくにとって創作はいつもひとりだけど、表現にはいつもバンドが必要です。
ぼくの音楽には息の合った数人で作り出す生命力のようなものが要るんです。
それにはメンバーとよくわかりあって、同じ方向を見て一つにならなくちゃいけないんだけど
それがすごく難しいことなんですよね。労力も時間もとてもかかります。
時間をかけて努力して努力して、、、でも実は、
根本的に合っていなかったということもあります。仕方がない、人間だもの。
勿論しかたがないし、「俺たち良くがんばったよな」なんだけど
それも良しとしていたらあっという間に要介護状態になってしまいます。冗談ではなくね。

つまり、正しいバンドメンバー選びは、恐ろしく大切ってことです
何かを成す前に死んじまう。

ぼくがメンバーを選ぶなら「、、、過ぎない」人がいいです。
甘すぎず、辛すぎず、熱すぎず、冷たすぎず。そういう人がいい。
経験則からそういう人は本質を見抜いていることが多い。
ぼくがmonpeとlockieと初めて会ったのはもう4年くらい前かな
音楽仲間としてお付き合いさせてもらっていたんだけど、去年の夏、
ぼくと彼らの、いわば星回りのようなものが重なる時があったので
(あるんだよなこういうの この接触を逃すと二度と交わらないかもっていうタイミング。
ぼくはこれをキャッチするのが得意だと思います)
すかさずぼくは声をかけて、フロムカナダを結成しました。
正解だったようです。
これは、きっとうまくいく。それもとてもうまくいく予感がする。
こういうのは直感が一番頼りになるんですよね。



さて



これからフロムカナダは、きっといいバンドになります。
それはぼくの音楽をatamakaijiが歌って弾いて
lockieが弾いてmonpeが叩くからです。
そういう確かで静かな自信があるのですが
1%でも確証を高めるために、これからも楽しく三人で頑張ります。

そして、そう思うのがぼくたちだけじゃなく
色んな人にそう思ってもらえるような活動を
展開していけたらと思っています。



以上が、最後のお題「これからのフロムカナダについて」を受けての
ぼく的見解の全てであります。


さあ!いよいよトライアスロンも終わり
最後まで、走って、テープを、切る。

、、、、、

ゴール。
長かったけど、ぼくでも完走できました。
自分で自分を褒めてあげたいってあのセリフ、今日はちょっと使わせてもらってもいいよね。
いろんな気持ちの時にいろんなことを書いた。年も年号も季節もいくつかまたいだ。
トライアスロン、すごく楽しかった。
ぼくはいま、晴れやかな気持ちです。
だってこんなに麦とホップがおいしいんだから。
つまみなんていらないほど、うまい。
ありがとう。



~~~ごあいさつ~~~

100記事トライアスロン フロムカナダ
月曜の更新はこれでおしまいです。
ご愛読いただいていた皆様、長い間本当にありがとうございました。
水曜のmonpe 金曜のlockieのゴールも見守って下されば幸いです。

本当に、ありがとうございました。

atamakaiji(フロムカナダ/vocal,guitar)


三人で楽器を持って「せーの」で一発勝負。あんな種類の緊張を感じたのは初めてでした。

全員が昼間の仕事を終えて各々レコーディング現場へ直行。
運良くスケジュールの調整がついたこの日は時間との勝負でもありました。
もしこのチャンスを逃したら、次の日程調整に時間がかかってどうも演奏に好ましくない影響が出てしまいそうです。

僕らの場合、根本のところで何度も録り直して仕上げるという制作方法を採っていませんので、「時機」という要素にふつうより大きな意味が生じます。

音を録るために機材のセッティングに取り掛かっていくのですが、思わぬところでアクシデントが度々起こります。「せーの」で楽器を鳴らす以前、もうすでにこの日の勝負は地味にはじまっているのでした。マイクの立て方をどうするか、スピーカーの向きはどうするか等々、タイムリミットがある中で現場での不確定な事象に対処します。あまり悠長に悩んでいるわけにもいきません。
とにかく深夜0時までに録ってしまわないといけない曲数は決まっていますから。

なんとか録音環境が整い、チョコ棒を食べていよいよ録音にかかります(夕飯は抜き)。
録音のオペレーションはatamakaijiが行います。演奏はライブと同様、一斉に音を合わせます。
録音中の気分を一言で表すなら、ほんとにナーバスでした。
一曲を終えた合間には「テレビドラマの撮影でキューが出た時の役者ってこんな気分なのかなあ」とか考えたりしてましたが、演奏中の、まさに神経がすり減るような感じは今まで味わったことのないものでした。ナーバスというのはそんな意味です。
レコーディングを終えて振り返ってみると、その時の時間の流れ方は普段と比べると妙に圧縮されていたみたいでしたから。
その場に生まれていた緊張感とか、変なゆがみ、ねじれとでもいうような曖昧なものが今回のレコーディングで捉えられていたら、フロムカナダの企ては上手くいったと言えると思います。
現時点で僕はまだ録音物を聴いていません。楽しみですけどやっぱりドキドキします。

今回、レコーディングスタジオとして新宮市のライブハウス、TONGA様をお借りしました。こちらの無理な日程に応えていただいたことや、機材等についてのご協力のおかげで予定どおり最良のタイミングでレーコーディングを決行することができました。本当にありがとうございます。

あなたに音をお届けできる日が、もうそこに見えてきたような気がします。

楽しみに待っていただけると嬉しいです。


  lockie(フロムカナダ/bass) 

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